2018年5月25日
四柱推命「偏印」とは?性格・適職・恋愛傾向・活かし方を解説

「偏印があると、飽きっぽいのでしょうか」
「変わった人、気分が変わりやすい人と書かれていて、少し心配です」
偏印について調べると、発想力がある、好奇心が強いという説明がある一方で、落ち着きがない、長続きしないなど、不安になる言葉も見つかります。
でも、偏印があるから、必ずその通りの性格になるわけではありません。
偏印は、まだ知らないことに関心を持ち、今までとは違う見方や方法を見つける力に関わる星です。
新しい情報を集めること、複数の知識を組み合わせること、今の方法が合わなければ別の方法を試すことに、その力を活かせます。
一方で、興味がいくつも広がると、何から手をつけたらよいか分からなくなったり、学んだことを使う前に次のことが気になったりする場合があります。
この記事では、鳥海流四柱推命で見る偏印の意味、性格、向いている仕事、恋愛傾向、人間関係での活かし方を、日常で使える例と一緒に解説します。
生年月日を入力すると、鳥海流四柱推命の命式を確認できます。
偏印とはどんな星?
鳥海流四柱推命では、10個の通変星を、次の5種類に分けます。
| 星の種類 | 通変星 |
|---|---|
| 自立の星 | 比肩・劫財 |
| 表現の星 | 食神・傷官 |
| 人脈の星 | 偏財・正財 |
| 行動の星 | 偏官・正官 |
| 知性の星 | 偏印・印綬 |
偏印は、印綬と同じ「知性の星」です。
知らないことを知りたいと思う気持ちや、今までとは違う考え方を取り入れる力に関わります。
気になることを見つけると、自分で調べたり、実際に試したりしながら理解を深めていく方もいるでしょう。
一つの分野だけでなく、別々に見える知識を組み合わせて、新しい方法を考えることもできます。
ただし、偏印が命式のどこにあるのか、ほかにどの星を持っているのかによって、表れ方は変わります。
偏印一つだけで性格や人生を決めず、自分に当てはまるところを見つけるための手がかりとして読んでくださいね。
偏印の性格
新しいことへの関心が広がりやすい
偏印がある方は、まだ知らない分野や、今まで試したことがない方法に関心を持つことがあります。
本、動画、講座、人との会話など、思いがけないところから新しい情報を見つける方もいるでしょう。
同じことを繰り返すより、少し変化がある方が集中しやすい場合があります。
ただ、気になることをすべて始めると、時間や費用が足りなくなることがあります。今の自分に必要なことか、一度立ち止まって考える時間も必要です。
今までとは違う見方ができる
みんなが当たり前だと思っている方法に対して、「ほかのやり方もあるのでは」と考えることがあります。
既存の方法をそのまま使うより、自分なりに工夫したり、使いやすい形へ変えたりすることが得意な方もいます。
その視点は、企画や改善、新しいサービスを考える場面で役立ちます。
一方で、周りへ説明する前に方法を変えると、何を目指しているのか伝わりにくくなることがあります。変える理由や目的も一緒に伝えてみてください。
興味を持ったことを深く調べる
一つの疑問から次の疑問が生まれ、関連することまで調べたくなる場合があります。
自分が納得できるまで調べることで、ほかの人が気づかなかった情報やつながりを見つけられるでしょう。
ただ、調べることだけで満足すると、日常や仕事で使うところまで進まないことがあります。
「調べたあと、何に使いたいのか」まで決めておくと、知識を活かしやすくなります。
偏印の長所と注意したいこと
同じ特徴でも、使う場面によって、長所にも負担にもなります。
| 偏印の特徴 | 長所として表れると | 注意したい表れ方 |
|---|---|---|
| 新しいことに関心を持つ | 必要な情報を早く見つけられる | 興味が広がり、やることが増えすぎる |
| 別の見方を考える | 新しい方法や改善案を出せる | 周りへ説明する前に方法を変える |
| 変化に気づく | 状況に合わせてやり方を変えられる | 一つの方法を試し切る前に変える |
| 深く調べる | 専門的な知識を増やせる | 調べることが目的になる |
| 複数の知識を組み合わせる | 独自の企画や説明ができる | 情報が増え、結論が分かりにくくなる |
偏印の特徴をなくす必要はありません。
新しいことに関心を持つ力と、一度選んだことを試してみる時間を、どちらも持つことが大切です。
偏印に向いている仕事
偏印がある方は、新しい情報を扱う仕事、工夫や改善が必要な仕事、知識を組み合わせる仕事で力を発揮しやすい傾向があります。
例えば、次のような仕事です。
- 企画・商品開発など、新しい案を考える仕事
- 編集・ライターなど、情報を集めて分かりやすく伝える仕事
- デザイン・制作など、自分の感性や発想を形にする仕事
- IT・デジタル分野など、変化する知識を学び続ける仕事
- 研究・分析など、疑問を調べて新しい可能性を探す仕事
- 講師・相談業など、複数の知識を相手に合わせて使う仕事
ただし、偏印があるから、この職業に就けば必ずうまくいくという意味ではありません。
職業名だけでなく、働く環境も確認してみてください。
職場を選ぶときに確認したいこと
- 新しい情報や方法を取り入れられるか
- 自分で工夫できる範囲があるか
- 仕事の目的や期限が分かりやすいか
- いくつも同時に抱えず、優先順位を決められるか
- 試した結果を振り返る時間があるか
- 必要なときに相談できる人がいるか
変化が多い職場でも、目的や期限が分からなければ、何から手をつけるか迷うことがあります。
反対に、手順が決まっている仕事でも、改善案を出せる余地があれば、偏印の視点を活かせるかもしれません。
新しいことを知れる環境と、知ったことを実際に試せる環境。
その両方があるかを確認してみてください。
偏印の特徴を仕事で活かす会話例
学ぶことが好きな方ほど、今の仕事に必要かどうかを決める前に、次の知識や資格が気になることがあります。
興味が変わること自体が悪いわけではありません。
始める前に目的を決め、一定の期間は試してから、続けるか変えるかを判断してみてください。
偏印の恋愛傾向
偏印がある方は、自分の知らないことを知っている人や、新しい考え方を教えてくれる人に関心を持つことがあります。
一緒に新しい場所へ出かけることや、それぞれの趣味や学びについて話せることを楽しむ方もいるでしょう。
また、いつも同じ過ごし方をするより、ときどき新しい予定がある方が、相手との時間を楽しみやすい場合があります。
ただ、自分の関心が変わったとき、何も伝えずに距離を取ると、相手は理由が分からず不安になることがあります。
「最近は一人でこれを調べる時間も欲しい」「次の休みは、行ったことがない場所へ行ってみたい」など、今の気持ちを言葉にしてみてください。
偏印の好きな人への態度、結婚相手に求めやすいこと、ほかの通変星との相性は、こちらの記事に詳しくまとめています。
偏印の人間関係
偏印がある方は、立場や年齢に関係なく、面白い考え方を持つ人や、自分の知らない経験をしている人に関心を持つことがあります。
違う価値観に触れることは、自分の視野を広げるきっかけになります。
一方で、思いついたことをすぐ話すと、聞いている人には話題が急に変わったように感じられることがあります。
自分の考えを伝えるときは、最初に結論や目的を一つ伝えてから、調べたことや思いついたことを補足してみてください。
また、誰かの提案に対して別の案が浮かんだときは、すぐに否定せず、「その方法で目指していることは何ですか」と聞いてみます。
目的が分かれば、今の案を活かしながら、自分の新しい視点も伝えやすくなります。
偏印の特徴を活かすためにできること
学ぶ目的を一つ決める
気になる本や講座を見つけたら、「何ができるようになりたいのか」「いつ使うのか」を一つ書き出します。
目的が分かると、今必要な学びと、あとでよい学びを分けやすくなります。
小さく試してから広げる
新しい方法を思いついたら、いきなり全部を変えるのではなく、一部分だけ試してみます。
試した期間、結果、続けたい理由を確認すると、自分に合う方法か判断しやすくなります。
学んだことを一度使う
本を読んだら一つ実践する。講座を受けたら一つ説明してみる。集めた情報を一枚のメモにまとめる。
学んだあとに小さく使うところまでを一組にすると、知識を自分の経験へ変えやすくなります。
偏印の特徴を活かすチェックリスト
- 新しく学ぶ前に、できるようになりたいことを決めている
- 気になることをすべて始めず、今の優先順位を決めている
- 一度選んだことを、期間を決めて試している
- 方法を変えるときは、目的と理由を確認している
- 集めた情報を、実際の仕事や暮らしで一つ使っている
- 話すときは、結論や目的を先に伝えている
- 新しい視点だけでなく、今まで続けてきたことも確認している
すべてできている必要はありません。
今、気になっていることがいくつもあれば、最初に何を試すか一つだけ決めてみてください。
偏印についてよくある質問
偏印があると飽きっぽくなりますか?
偏印があるだけで、何をしても長続きしないと決まるわけではありません。
新しいことへ関心が向きやすく、今の方法が合わないと感じたときに、別の方法を探すことがあります。
始める目的と試す期間を決めておくと、興味の広がりを活かしながら判断しやすくなります。
偏印が多いと、どのような特徴がありますか?
偏印が複数あると、知らないことへの関心や、自分なりの見方を大切にするところが表れやすくなる場合があります。
ただし、数だけで性格を決めることはできません。命式のどこにあるのか、ほかの星との組み合わせも一緒に見ていきます。
偏印がない人は、発想力がないのですか?
偏印がないから、発想力や好奇心がないという意味ではありません。
命式には複数の星があり、ほかの星やこれまでの経験を通して、新しい方法を考える力を発揮する方もいます。
「ない星=できないこと」と考えず、持っている星をどのように使っているかを見てください。
偏印は、どのような仕事に向いていますか?
新しい情報を扱う仕事、工夫や改善が必要な仕事、複数の知識を組み合わせる仕事で力を発揮しやすい傾向があります。
職業名だけで決めず、新しい方法を試せるか、仕事の目的が分かるか、学んだことを使えるかまで確認してみてください。
偏印は、男性と女性で意味が変わりますか?
偏印が表す、新しいことへの関心や、今までとは違う見方を考える力は、男性にも女性にもあります。
性別だけで性格や生き方を決めず、その方が実際にどのような場面で偏印の力を使っているかを見ていきます。
偏印の意味を知り、新しい視点として活かす
偏印は、まだ知らないことに関心を持ち、今までとは違う見方や方法を見つける力に関わる星です。
新しい情報を見つけること、複数の知識を組み合わせること、状況に合わせて方法を変えられることは、大きな長所になります。
一方で、興味が広がりすぎると、学んだことを使う前に次のことが気になる場合があります。
新しいことを始める前に、何ができるようになりたいのかを決める。
学んだことを一つ使ってから、次へ進む。
その順番を意識すると、偏印の好奇心や発想力を、自分の仕事や暮らしに活かしやすくなります。
偏印だけでなく、10個の通変星の意味をまとめて確認したい方は、こちらをご覧ください。
偏印と印綬を含む知性の星については、こちらの記事にも詳しくまとめています。
偏印が大運・流年に巡るときの読み方は、こちらをご覧ください。
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