母性が強くあれこれ世話をする割に無知な人には冷たい「印綬」の恋愛傾向・結婚相手に求めるもの・相性について解説します。
印綬の恋愛傾向
「印綬」が年・月・日柱のどこかにある方の恋愛傾向についてです。
1:お世話をしてしまう
母性を表す「印綬」。どうしてもあれこれお世話してしまいます。
ご飯は食べた?疲れていない?準備できた?などお母さんのように相手のことが気になってしまうのでお相手は信頼されていないと感じてしまうようです。
2:考えすぎて不安にさせがち
行動よりも考えることの多い「印綬」。
告白するのもされた後の答えもついつい今後のことを考えてしまいなかなか結論が出せません。
相手が強引な場合は、そのまま流されたりするのですが相手側が積極的でないとあれこれ考えすぎて前に進めず不安にさせてしまうことも。
積極的なお相手の方が楽しくお付き合いできそうです。
3:恋愛と結婚は別
自分だけの幸せで結婚することはなく、相手や自分の両親のことや将来のことも踏まえて結婚相手を選ぶので少しでも不安な要素があると「この人じゃないかも」なんて冷めてしまいがち。
結局いつでも考えすぎてしまう印綬です。
印綬の結婚相手に求めるもの
「印綬」が月柱の蔵干通変星にある方の結婚相手に求めるものについてです。
1:誰に紹介しても恥ずかしくないかどうか
周りにどう思われているのかを気にするので”ちゃんとしている人”が絶対条件です。
誰にでもいい顔をするとか、時間やお金にルーズだったり、と少しでも反対される要因があると結婚に踏み切れません。
2:両親との仲の良さ
印綬は「母」を表します。自分が母のようになることはもちろん、自分の「母」も大切にします。マザコンが多いのは「印綬」です。
親を大切にするのは当たり前、と思っているので同じように両親と仲の良い人を選びます。
「印綬」の星と恋愛や結婚の相性
印綬と相性の良い通変星
「比肩」
ドラマチックな2人。とは縁が遠いですが、お互いにドライで信頼をしながら長く続けられる関係になれそうです。印綬が比肩の頑張りに対し、感情的にならず冷静に分析しアドバイスをくれるのでなくてはならない存在になるでしょう。ただ、印綬の知識が比肩より乏しいとあまり意見を聞いてはくれません。
「食神」
のんびりしている食神と平和志向の印綬はゆったりした時間を過ごせそうです。お互いに興味のあることに一直線のタイプなので相手の趣味や好きなことに対し尊重できると良いでしょう。
「偏財」
衝突の嫌いな2人なので落ち着いた関係を築けそうです。ただ、お金の話しが好きな「偏財」とお金とは縁の遠いところにいる「印綬」。価値観の違いを埋める努力は必要です。
「偏官」
アウトドアの「偏官」とインドアの「印綬」ですが、偏官の言葉にできない感情を印綬は汲んでくれるので穏やかに過ごせる関係です。母性を表す「印綬」なので「偏官」は安心して自分をさらけ出せるでしょう。
「正官」
地位や名誉を重んじる2人なので話が合います。誠実なお付き合いができるでしょう。ただ、どちらが正しいかそんなところで揉めそうです。
印綬と相性が普通の通変星
「劫財」
あまりお金や結果に興味がない「印綬」。結果までのプロセスを重視するのでスピードと結果の大きさを重視する「劫財」とは少しソリが合わないかも。しかし、劫財は詰めが甘いのでそこをカバーしてくれる知識が豊富な印綬は有難い存在となりそうです。
「印綬」
知りたがりや同士で話が盛り上がりますが、感情を伝えるのが苦手な分ロマンチックな雰囲気にはなりません。母性を表す「印綬」なのでお母さんが2人いるような感じです。
印綬と相性が悪い通変星
「傷官」
気が付いたことはすぐに口に出てしまう傷官と言いたいことはすぐに言わず頭で考えて整理してから言う印綬はタイミングが合わない関係です。歩み寄りも大事ですが、時間が必要な2人です。
「正財」
お金に興味のない印綬は正財の細かいお金の話にうんざりしそうです。アカデミックな話がしたい印綬と今日のデートの割り勘について話しておきたい正財はなかなかムーディーな感じにならないかもしれません。
「偏印」
好奇心旺盛という点では似ています。あまり活発ではない印綬は偏印の自由奔放さについていけないようです。
まとめ:印綬とうまく付き合うには…
常に考え事をしている印綬は、感情表現が苦手でもあります。感情を表現する前に、理論や意味を考えてしまうので「何を考えているのかわからない人」と思われるかもしれません。
そのため、人一倍「フィーリング」にこだわっています。
話をしていて理解できない人は笑顔で対応しつつ、「ありえない」と思っています。
言わなくてもわかる人、伝えなくても理解してくれる人、そんな人を無意識のうちに探しています。
感情はわかりにくいですが、あれこれ世話をしてくれる場合は好意がある証拠です。