好奇心旺盛で型にはまらない束縛嫌いな自由人「偏印」の恋愛傾向・結婚相手に求めるもの・相性について解説します。
偏印の恋愛傾向
「偏印」が年・月・日柱のどこかにある方の恋愛傾向についてです。
1:変わってる人が好き
好奇心旺盛な「偏印」。自分の知らない世界を知っている人に興味を示します。
その人自身を好きというより、考え方、仕事、趣味に惹かれることが多く浅い恋愛をしがちです。
2:束縛されたくない
自由奔放な「偏印」なので、束縛されると逃げたくなります。
「普通」「当たり前」は通用しません。言えば言うほど、「だったらそういう人と付き合えば?」と思われてしまうのでご注意を。
自由にさせてくれる人を好みます。
3:結婚は考えたくない
結婚=束縛される
と考えているので長く付き合っていても結婚の話がなかなか出てこないかもしれません。
籍は入れなくてもいいんじゃないか、子どもができてからでいいんじゃないか、子どもができても今と変わらない生活をしたい、といった感じなので理想の結婚像がある場合はあまり期待しない方が良いでしょう。
偏印の結婚相手に求めるもの
「偏印」が月柱の蔵干通変星にある方の結婚相手に求めるものについてです。
1:生活を変えたくない
妻だから、夫だから、母だから、父だから、ではなく「私」として生きていきたいと思っています。
それを当たり前と思っているところもあり理想の結婚についても語りません。
結婚してから「そうだったの?」とならないようにご注意を。
2:飽きっぽいと言わないで
良く言えば好奇心旺盛、悪い言えば飽きっぽい「偏印」。飽きっぽいのを一番気にしているのは偏印です。
それでも、新しいことに出会うと「これだ!」とワクワクします。
それが生きがいなので、お金に苦労していない限りは「また新しいことするの?飽きっぽいのね」とは言わないであげてください。
「偏印」の星と恋愛や結婚の相性
偏印と相性の良い通変星
「正財」
自由奔放な偏印の後片付けや準備をしっかりしてくれる正財は偏印の助けになります。正財の方はあまりいい気持ちはしないですが、、、
偏印と相性が普通の通変星
「比肩」
アイデア豊富な偏印に比肩は惹かれますが付き合っていくうちに考えや計画がコロコロ変わる偏印についていけなくなりそうです。偏印は自由自在に目標も目的も変えてしまうので共通の目標は持たない方がいいかもしれません。
「偏財」
「偏印」の現実離れした考えに最初は楽しむ「偏財」ですが、価値観の違いについていけなくなりそう。物質的欲求を満たしたい「偏財」と精神的欲求を満たしたい「偏印」なので金銭感覚のズレをよく話しあって。
「正官」
年上を敬う、周りに合わせるそんな真面目な「正官」と型破りな「偏印」は共通点を探すのが難しいですが違いがあるからこそ相手を理解しようとするので案外仲良く付き合えます。
「印綬」
好奇心旺盛という点では似ています。外の刺激を持ってくる「偏印」と内の刺激を解決する「印綬」は一緒にいると会話が途切れない楽しい関係を築けます。
偏印と相性が悪い通変星
「劫財」
最新の流行を知っている偏印に劫財は魅力を感じます。ただ、お互いに将来についてちゃんと計画するタイプではないので自然消滅になりやすい2人です。付き合っているのかどうかそれさえもあまり気にしないかもしれません。
「食神」
楽しいことが大好きな食神と好奇心旺盛の偏印はお互いに強く惹きつけますが、偏印は自由奔放なので何を考えているのかわからず食神は不安になりそうです。一気に接近する分一気に離れることになるかもしれません。
「傷官」
芸術肌な2人なので、共通の話題で盛り上がりますが偏印は自由奔放なので傷官がいつも心配をして疲れそうです。また、偏印は束縛されたくないので長いお付き合いは向かないでしょう。
「偏官」
「偏官」の自分ルールを従うでもなく受け入れるでもなく「好きにしたら?」と流してくれる偏印なのであまりストレスなく付き合えます。ただ、理想の恋人像・家族像については話し合う必要がありそうです。
「偏印」
束縛嫌いな2人なので、付き合っているのか付き合っていないのか良くわからない状態になりそうです。お互いに現実問題を直視するのが苦手なのでなかなか先に進めない関係です。
まとめ:偏印とうまく付き合うには…
とにかく好奇心が旺盛なので、マンネリが続くと新しい世界へ飛び立ってしまいます。
新しい情報を常に用意しておくと楽しんで話を聞いてくれるでしょうし、偏印の耳聞きしたことを楽しそうに聞いてくれるといつでも話に戻ってきてくれます。
連絡をしてくれていたと思ったら急にパタっとこなくなったり気分屋なところもありますが、束縛が嫌いなので「あれして・これして」は言わない方が長く続くでしょう。