十二運星

四柱推命で見る悩みやすい星〜悩みから解消されるには?

今回は「悩みやすい星」について解説します。

人間関係で悩んだり、お金のことで悩んだり、仕事のことで悩んだり、生きていると悩みは尽きませんよね。

ということで、「悩みやすい」と言われている星について解説します。

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悩みやすい星

・命式の中に偏官と正官がある人

・命式の中に偏印や印綬が複数ある人

・命式の中に胎がある人

ちなみに、下記に当てはまる人は「心配性」とも言われています。

心配性の星

・命式の中に偏財や正財が複数ある人

どうでしたか?

「悩みやすい」って誰と比較して?って話なので、周りに毎日「悩んでるんだよね」という人がいる人は「悩みやすい星」を持っていても「あの人に比べたら全然だけど」と思うかもしれませんね。

また、悩むと言ってもすぐに解決して前に進む人と、ずっと悩みの「原因」から離れられない人がいるな〜と感じることがありませんか?

でも、星はあなたの感情をコントロールする力がありません。

星で「悩みやすい」か決まるのか?

コントロールする力があるとすれば星ごとに「同じ反射」が起きることになります。

私は、同じ生年月日の友人がいるのですが「同じ反射」は起きません。

また、こんな研究結果があります。

行動遺伝学の研究ですが、一卵性双生児はほとんどの場合、生年月日や出生時間が同じで、さらにDNAも一緒ですね。

遺伝が全てなのだとしたら、また、星が決めているのだとしたら一卵性双生児は同じ性格になるはずですが、性格はほとんど同じにならないことがわかっています。

性格は遺伝や家族の中だけで形成されるのではなく、その他の「環境」や「経験」から変化することがあるからのようです。(一人でいる時間、誰と過ごすか、何を見るかなど)

ですから、同じ命式でも「悩みがあってもすぐに解決する性格」として出ている人もいれば「悩みの原因から離れられない性格」として出てくる人もいます。

「悩み」とは?

では、「悩み」ってどういうメカニズムで起きているのか、、、

それは、「反射」です。

熱い鉄板を触ったら、考える前に手を引っ込めませんか?あの反射です。(あとパブロフの犬とか)

何かが起きた時に「悩め」という反射が起きているということなのです。

しかも悩みだけでないんですね。自分の行動は全て「反射」によるものです。

例えば、

「私は行動をめちゃくちゃしたから成功した」

というのは勘違いで、「めちゃくちゃ行動できるものに出会えた、そしてたまたまそれで成功した」の方が順番的には正しいです。

自分で「意思」(頑張る力)をコントロールしてやっている

というのは全て勘違い、ってことが最近の研究結果ではわかっています。

だから、

「頑張りが足りないから成功しない」

「私は悩んでばかりでダメ」

なんて思わなくて大丈夫ですよ、って話です。

そういう「反射」でそうなっているだけだし「頑張りが足りないから成功しない」「私は悩んでばかりでダメ」と思うのも、反射です。

今まで生きてきた中で、そういう反射をするような脳の回路が出来上がっているだけなんです。

ちなみに、この文章を読んで「本当?」と思うのも「へーそうなんだ!」と思うのも「つまんない」と思うのも全て「反射」です。

良いも悪いもなく、「そういう反射をする私」ってだけです。

反射は変化する

そして、その「反射」は誰かとの会話やテレビや見たもの、聞いたもの、目にしたものの蓄積によって変化もしていきます。

ただ、いつどのような変化が起きるかはわかりません。なぜなら、これからどんな情報が自分の中に取り入れられるかがわからないから。

けど言えるのは、「良い知識」は良い反射を作るのに有効です。(例えば、この話とか笑)

そして、脳の回路を鍛えることで反射を変えられるのですが脳を鍛えるのに「運動」が効果的なんですね。

で、これもまた反射なのでこの話を読んで運動を始める人もいれば始めない人もいます。

ずっと、運動したいなーと思っていた人はこの話がトリガーになって始めるかもしれませんね。

始めた人は「始める人だった」だけだし、始めない人は「始めない人だった」ってだけです。

やりたいけどできない

「やりたいけどできない」って人もいると思うのですがそれもそういう脳の回路になっているから、ですね。

「やりたい」という刺激があった後、「やらない」という刺激が起きてしまう、そういう回路が出来ているのでしょう。

意思はコントロールできないのでまずはそういう自分なんだな、と認めること。

あとは、いつやれるようになるかわからないので動ける時のために様々な情報を収集しておくことでしょうか。

ただ、もうすでにこの話が脳の中に入ったので明日忘れてしまっていたとしても全く何も知らない人よりは動きやすい自分になっているはずです。

結論

悩みは反射

反射は変わる(意思では変えられないけど)

良い反射をするには良い知識が重要

運動も効果的

ちなみに、悩みとセットの「不安」も脳の回路です。

余談

右脳と左脳の間を繋ぐ「のうりょう」というのがあるのですがそこを切った人に対しての実験で右脳と繋がっている左耳に「前に歩いてください」と言ったら歩き出し、左脳と繋がっている右耳に「どうして歩いているのですか?」と聞いたら、「自動販売機にジュースを買おうと思って」(目の前にある自動販売機を見て)と答えたそうです。

「理由」ってあまり意味のないことかもしれませんね。

好きだから好き、嫌いだから嫌い、悩むから悩む。全てはシンプルです。