今回は、「起業で失敗しないための四柱推命の活用方法」について詳しく解説いたします。
起業でうまくいくかどうか
まず、最初にお話ししておきたいのは、「起業しようと思っているんですがうまくいきますか?」とご相談をいただくことが多いのですが、その聞き方では四柱推命を活用できない、ということ。
その聞き方ではもったいないです。
私は起業して10年になりましたが、もしそのように鑑定してもらっていたら「向かないから辞めておいた方がいい」と言われていたと思います。
なぜなら…
起業に関する星を持っていないからです。
私は起業家、経営者さんを鑑定する機会が多かったのですが、私と同じように起業に関する星を持っていないけどうまくやっている人はいっぱいいました。
ちなみに、与沢翼さんってご存知ですか?彼は起業に向く星は持っていないです。
だから会社が倒産した、と言えるかもしれないですがその後は個人事業主として成功しています。
やっぱり、起業の星を持っていないとうまくいかないことが多いのでは?と思うかもしれませんがドナルド・トランプさんはいくつもの会社を倒産させてますが起業の星を持っています。
このようなことからも分かる通り、鑑定で「起業しようと思っているんですがうまくいきますか?」という聞き方はもったいないのです。
起業がうまくいく人って「うまくいくかどうか」は気にしていません。「うまくいく前提」で考えて行動しているんです。
「うまくいくかどうか」ではなく「うまくいかせるには、いつ・何をしたらいいか」という視点を持つことが大事です。
ですから、「起業したい!そのためにいつ、何をすれば良いか?」という考え方に変えましょう。そうすると、「うまくいく前提」で人生が進んでいきます。
鑑定でも「起業しようと思っているんですが、いつ何をすると良いですか?」という聞き方に変えてみてください。
起業はいつがいいのか
「起業しようと思っているんですが、いつ何をすると良いですか?」
という聞き方に変えることで起業に良い時期をみてもらえるようになります。
数年後で考えているのなら、数年中の良い時期、今年・来年で考えているのなら、今年・来年の中で良い時期を見ていきます。
鳥海流では、「天中殺周期」というものがあるので天中殺以外にも9つの時期を確認することができます。
その他にも、仕事運の良い「宿命大半会」や「守護神」の時など様々な運勢を考慮して確認することができます。
私は起業した時、四柱推命を知らなかったのですが、青春の時期、守護神の年に起業をしていました。
青春は人気を表す運勢、さらに守護神の年なので四柱推命的には最適な年だったと思います。
夜明けの時期、決意の時期、青春の時期、絶好調の時期、宿命大半会、守護神このような時は起業に最適な時です。
また、天中殺の時は勉強に最適な時だし、起業の準備にあてると良いですね。
いつかチャレンジしたいと考えているのなら早めに運勢を把握しておきましょう。
二の足を踏まずに済みます。
何をすると良いのか
「起業」というとなんでも自分でするイメージがありますが、得意なことは自分でやって、苦手なことは得意な人に任せれば良いのです。
そのためにも、「何をすると良いのか」「克服すると良いことは何か」「克服できなかった場合はどのような人と組むと良いのか」そのあたりを知っておくと良いでしょう。
例えば、傷官は「技術の星」。
傷官を持っていて人脈の星を持たない場合、コミュニケーション能力を高めたり人脈の構築よりもまずは、自分の技術を高めることに意識を向けた方が良いです。
しかし、起業というと「集客」を考えるのが普通ですから人脈を意識しすぎてうまくいかない。なんてことになる可能性もあります。
で、「やっぱり起業の星がないからうまくいかないんだ」なんて思って諦めてしまうことになってしまうのです。
たまに「私は偏印と印綬しかないので起業は無理ですよね?」なんて言う人がいますが、偏印と印綬しかないのなら偏印と印綬に関わることを徹底的にしたら良いのです。
あれこれ気にして中途半端にするから「中途半端な人」になるだけであって、徹底して好きなことに集中したら憧れの存在になれます。
そうしたら、集客なんて簡単です。
誰でも、中途半端な人より憧れの人にお願いしたいものですから。集客が得意な人にお願いしたら、すぐに人が集まるはずですよ。
このように、「いつ、何をすれば良いのか」がわかるとやるべきことに集中できるようになるので作業も捗り、心も安定します。
あとは、苦手なことは得意な人に任せれば良いのでどんな人と関われば良いのかを知っておくと良いでしょう。
どんな人と関わればいいのか
先ほどの人のように特定の星しか持たないのであれば自分が持っていない星を持っている人は全て補ってくれる人です。
それでいて、相性も良くお互いに守護神であれば尚良いです。
相性が悪くても、仕事運が良くなる相性もあるので様々な角度から相性を調べましょう。
その際、納音の相性の人とは組まないことです。白紙になるという意味ですので、仕事仲間としてはあまりオススメできません。
また、鳥海流では円推力というものがあります。円推力は結婚の相性でも見るものですが、お仕事の相手としては自分が持っていないエリアの人と組むのをオススメします。
まとめ
ということで、今回のまとめです。
- 起業がうまくいくかではなくうまくいく前提で考える
- 良い時期、すると良いことを知る
- すると良いことに集中する
- 苦手は得意な人に任せる
- 仕事相手として良い相性の人と組む
最近は、起業は難しいものではなくなってきているので副業からゆるく始めるのもオススメです。安定した収入があると心のゆとりも違うのでうまくいきやすいですよ。