健康運

四柱推命 | 陰陽五行で見る「健康運」について

四柱推命では生年月日の陰陽五行から健康運を見ることができます。この記事では、その「健康運」について解説します。

陰陽五行で見る「健康運」

まずは、生年月日から命式を作成します。

お手元にご自分の命式がない方はこちらのサイトをご利用ください。
→ 無料で生年月日から命式を調べる

黄色の枠の中の五行の数を確認してください。
画像の場合、土=2、火=2、水=1、木=1、となります。

四柱推命は生まれたその日のエネルギーを五行にあてはめたものですから、「この五行バランスで生まれた」と解釈します。(時柱もあればより詳しく出せます)

持っているエネルギー数値により、

1~2・・・正常
3以上・・・持ちすぎ
0  ・・・持っていない

と解釈します。四柱推命では、持っていない五行を補い、持ち過ぎている五行は摂取し過ぎない、という読み方をします。

先ほどの命式の場合、

木・・・1(正常)
火・・・2(正常)
土・・・2(正常)
金・・・0(注意:持っていない)
水・・・1(正常)

となります。この命式の場合は、金が0なので、金の部分が注意ということです。

五行と「臓器」「栄養素」

五行は以下のように表されています。

肝臓・筋肉・
神経
心臓・血液・
血圧
消化器肺・呼吸器腎臓・生殖器
こむら返り・自律神経・視神経高血圧・熱中症胃腸の弱り・口内炎・肥満・がん鼻炎・花粉症・乾燥肌・喘息腎疾患・婦人病・冷え
呑みすぎ・運動不足コーヒーの飲み過ぎ・水分不足食べ過ぎ空気の循環体を温める
酸味苦味甘味辛味鹹味

先ほどの命式の場合、金が不足しているので「肺・呼吸器系」に注意と読むことができます。症状としては、「鼻炎・花粉症・乾燥肌・喘息」などが挙げられます。

注意することや意識すると良いことは「空気の循環」です。空気の綺麗なところに出かけるようにしたり、空気清浄機をうまく活用すると良いでしょう。辛味を摂取すると良い、などと読むこともできます。

運勢と命式から読む「健康運」

先ほどの健康運の読み方は、生まれた生年月日から見たものですが、10年の運勢【大運(たいうん)】は健康運にも影響があると考えます。

例えば、今現在、大運に「庚申」が巡ってきている場合は、庚も申も「金」の五行です。

先ほどの命式の方にそれを当てはめるとこうなります。

木・・・1(正常)
火・・・2(正常)
土・・・2(正常)
金・・・2(大運により追加)
水・・・1(正常)

こうなると、全てのバランスが良くなるので、この10年は比較的健康に過ごせるでしょう。ということになります。

これが例えば、「丙午」が巡ってきている、となったら丙も午もどちらも「火」なので、こうなります。

木・・・1(正常)
火・・・2+2=4(注意:多過ぎ)
土・・・2(正常)
金・・・0(注意:持っていない)
水・・・1(正常)

こうなると、火と金、両方が要注意となります。

今の10年は、上記五行バランスがベースとなっています。さらに、年運に「火」の五行が巡れば、その年はいつも以上に「心臓・血液・血圧」系の病気に注意しましょう。と言えます。

四柱推命「健康運」の読み方まとめ

  1. 命式の五行の数を数える
  2. 五行により注意する部位や症状がある
  3. 0や3以上は注意と読む
  4. 大運を考慮する

以上が、生まれた生年月日からの「健康運」の読み方です。

より詳しく学びたい方はこちらの本がオススメです。
栄養素ごとの食材も記載されていてわかりやすいですよ。(わたしの生徒さんのほとんどはこの本を持っています)

「眞医」 陰陽五行四柱推命学

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