2018年5月1日
鳥海流四柱推命の「陰転」「陽転」とは?違いと星の活かし方

「陰転していると言われたのですが、悪いことが起きるのでしょうか」
「陽転させるには、何をすればいいですか」
鳥海流四柱推命を学んだり、鑑定を受けたりしたときに、「陰転」「陽転」という言葉を聞くことがあります。
陰転という字を見ると、悪い星がある、自分の性格がよくない、これから悪いことが起きるという意味に感じる方もいるかもしれません。
でも、陰転は、その人自身が悪いという意味ではありません。
今、持っている星の特徴が、困りごとや負担として表れている状態を確認するための言葉です。
同じ人でも、仕事では星の力を活かせているのに、家庭では使い方に迷っていることがあります。環境や人との関係が変われば、表れ方が変わることもあります。
この記事では、鳥海流四柱推命で使う陰転と陽転の意味、その違い、自分は今どちらの状態なのかを考える見方、星の特徴を日常に活かす方法を解説します。
陰転と陽転とは?
鳥海流四柱推命では、命式にある星の特徴がどのように表れているかを見るときに、「陽転」「陰転」という言葉を使います。
| 状態 | 見方 | 例 |
|---|---|---|
| 陽転 | 星の特徴を、自分や周りの人にとって活かしやすい形で使えている | 行動力を使って、必要なことへ一歩踏み出せている |
| 陰転 | 星の特徴が、悩みや負担、同じところで繰り返す困りごととして表れている | 急いで動きすぎて、確認する前に決めてしまう |
陽転している人はよい人で、陰転している人は悪い人、という分け方ではありません。
一つの特徴にも、活かしやすい表れ方と、負担になりやすい表れ方があります。
今の状態を知ることで、星の特徴をなくすのではなく、使う場面や伝え方を変えることができます。
陰と陽は「よい・悪い」だけではありません
陰陽は、どちらか一方だけが正しく、もう一方が間違っているという考え方ではありません。
昼と夜、動くことと休むこと、外へ向かうことと内側を見つめることのように、どちらも必要です。
陽転と陰転についても、陰転を隠して、いつも明るく前向きに振る舞えばよいという意味ではありません。
落ち込んでいるときや、動けないときに、無理に気持ちを切り替える必要はないんです。
まずは、何に困っているのかを具体的にします。
そのうえで、持っている特徴が強く出すぎていないか、反対に使えず我慢していないかを確認します。
「今の自分はダメ」と決めるのではなく、「今はどこで使いにくくなっているのだろう」と見ることが大切です。
同じ特徴でも表れ方が変わります
星の特徴は、使う場面や相手との関係によって、表れ方が変わります。
例えば、次のように考えられます。
| 持っている特徴 | 活かしやすい表れ方 | 負担になりやすい表れ方 |
|---|---|---|
| 自分で決めて動ける | 人任せにせず、必要な判断ができる | 一人で決め、周りへ相談できない |
| 人の役に立とうとする | 相手に必要なことを考えて行動できる | 頼まれたことを断れず、抱え込みすぎる |
| 言葉で伝える力がある | 考えを分かりやすく伝えられる | 気持ちが強いまま話し、言葉がきつくなる |
| 新しいことに関心を持つ | 必要な情報や別の方法を見つけられる | 一つを試し切る前に、次のことを始める |
| 目標に向かって頑張れる | 計画を立て、最後まで取り組める | 結果を急ぎ、自分にも相手にも厳しくなる |
どちらも、もとは同じ特徴です。
特徴を消すのではなく、今の自分に必要な使い方へ変えていきます。
自分が陰転しているか確認する見方
「この星があるから陰転する」と、星の名前だけで決まるわけではありません。
自分の状態を確認するときは、持っている星の意味と、最近の自分の行動を照らし合わせます。
1.命式にある星を一つ選ぶ
最初からすべての星を確認しようとすると、何を見たらよいか分からなくなります。
まずは、今気になっている星を一つ選びます。
どの星を持っているか分からない場合は、無料命式サイトで確認できます。
2.ポジティブな意味とネガティブな意味を両方見る
星のポジティブな意味だけ、またはネガティブな意味だけを見るのではなく、両方を確認します。
例えば、行動力に関わる星なら、考えたことをすぐ始められるという表れ方もあれば、確認する前に動き、あとで修正することが増えるという表れ方もあります。
同じ意味でも、今の自分がどのように使っているかによって、陽転と陰転の見方が変わります。
3.最近の自分の行動と照らし合わせる
次に、最近の仕事、家族、人間関係などを振り返ります。
「私は陽転していますか」と考えるだけではなく、実際の行動を一つずつ確認してください。
- やりたいことを決め、必要な確認をしてから始められた
- 早く結果を出そうとして、一人で進めてしまった
- 相手の話を聞いたうえで、自分の考えも伝えられた
- 頼まれたことを断れず、自分の予定を後回しにした
- 新しく学んだことを、仕事や生活で一つ使ってみた
- 気になることが増え、どれも途中になっている
具体的な行動にすると、どの意味が今の自分に当てはまるかが分かりやすくなります。
4.場面ごとに確認する
仕事では星のポジティブな意味を使えていても、家族との関係ではネガティブな意味が表れていることがあります。
反対に、以前は困っていたことが、環境や役割が変わったことで気にならなくなる場合もあります。
一つの出来事だけで「私は陰転している」と決めず、どの場面で、どの意味が表れているかを見ていきます。
陰転から陽転するための会話例
陰転という言葉だけで、自分全体を決める必要はありません。
今、当てはまるネガティブな意味を一つ選び、そこからできることを考えていきます。
陽転させるためにできること
陽転するために、すべてを一度に変える必要はありません。
星の意味と開運する方法を確認し、今できることを一つずつ行います。
ネガティブな意味で当てはまることを一つ選ぶ
星のネガティブな意味を読んで、今の自分に当てはまることを一つ選びます。
例えば、「確認する前に行動してしまう」「頼まれたことを断れない」「人の意見が気になって決められない」など、実際の行動で考えます。
開運する方法から、今できることを一つ決める
星の開運する方法を見ながら、今の生活でできることを一つ決めます。
- 依頼を受ける前に、返事をする期限を伝える
- 相手へ要望だけでなく、そう思った理由も一緒に話す
- 新しく始める前に、今していることをいつまで試すか決める
- 一人で決める前に、関係する人へ一度相談する
- 今週引き受けることと、来週へ回すことを分ける
「気をつける」「前向きに考える」だけではなく、実際にできる行動にします。
一つずつ小さく行動する
できることを決めたら、まずは一つ試します。
小さく行動したあと、同じ困りごとが減ったか、気持ちや相手の反応が変わったかを確認します。
変化があれば続け、合わなければ別の方法を試します。
できなかった理由と、自分でどうにかする以外の方法も考える
行動できなかったときに、意志が弱いと決めないでください。
時間が足りなかったのか、相手へ言いにくかったのか、やり方が大きすぎたのかを確認します。
自分が頑張るだけでは変えにくいこともあります。
- 人に相談する
- 手伝ってもらう
- 役割や予定を変える
- 道具やサービスを使う
- 必要に応じて専門家へ相談する
できなかった理由が分かれば、自分の行動を変える方法だけでなく、環境や周りの人に協力してもらう方法も考えられます。
陽転・陰転を考えるチェックリスト
- 命式にある星を一つ選んだ
- その星のポジティブな意味とネガティブな意味を両方確認した
- 最近の自分の行動と照らし合わせた
- ネガティブな意味で当てはまることを一つ選んだ
- 開運する方法から、今できる行動を一つ決めた
- 小さく行動したあと、変化があったか確認した
- できなかった理由を確認した
- 自分で頑張る以外に、人へ頼る方法や環境を変える方法も考えた
すべてできている必要はありません。
今の自分に当てはまる項目を一つ選び、できることから試してみてください。
陰転・陽転についてよくある質問
陰転していると、悪いことが起きますか?
陰転という言葉だけで、これから悪いことが起きると決まるわけではありません。
今の困りごとと、星の特徴がどのようにつながっているのかを見るための一つの考え方です。
占いだけで未来を決めず、今の状況や選べる方法も一緒に確認してください。
一つの星が陽転と陰転の両方に表れることはありますか?
仕事では長所として活かせていても、家庭では負担になっているように、場面によって表れ方が変わることがあります。
星全体を「陽転」「陰転」と決めるより、どの場面で使えていて、どこで困っているのかを見ていきます。
陰転は自分だけで変えられますか?
自分の行動や伝え方を変えることで、困りごとが減る場合があります。
一方で、仕事量、家族の役割、周囲との関係など、環境を見直した方がよいこともあります。
何でも自分の考え方だけで解決しようとせず、必要なときは周りへ相談してください。
陽転していれば、いつもうまくいきますか?
陽転しているから、失敗しない、悩まないという意味ではありません。
自分の特徴を理解し、そのときの状況に合わせて使えている状態と考えてください。
環境や役割が変われば、改めて使い方を見直すこともあります。
陰転と陽転を知り、星を日常に活かす
陰転と陽転は、人をよい・悪いに分けるための言葉ではありません。
持っている星の特徴が、今どのように表れているのかを確認し、日常で使いやすい形へ変えるための見方です。
「陰転しているからダメ」と思うのではなく、今、何に困っているのかを具体的にする。
困りごとの中にある自分の力を見つけ、使う量や伝え方を少し変える。
四柱推命は、未来を決めてもらうためではなく、これからの選び方を考えるために使えます。
自分の星を確認したい方は、無料命式サイトをご利用ください。
通変星、十二運星、運勢などの記事は、星の意味をまとめたページから探せます。
一つの星だけではなく、命式全体と、今いちばん知りたいことを合わせて見てほしい方へ。
性格・強み・仕事・人間関係・これからの運勢に加え、今いちばん知りたいことへの鑑定結果をPDFでお届けしています。
性格・強み・仕事・人間関係・これからの運勢に加え、今いちばん知りたいことへの鑑定結果をPDFでお届けします。
