五行

干合・支合・三合・方合、様々な象意について

今回は「干合・支合・三合・方合」の様々な象意について解説いたします。

メルマガ読者さんからいただいた質問

メルマガ読者さんから下記の質問をいただきました。

「今は独学で勉強していますが、まだまだわからないことが多いのですが、干合、支合、方合、三合について詳しく教えていただきたいのですが。」

四柱推命には、干合、支合、方合、三合、刑、冲、破、害など、、様々な陰陽・干・支の組み合わせによる象意があります。

私が主に使用している鳥海流では「干合、支合、三合、冲」のみ使います。

というのも、あまり影響が強くなかったりしますし、師が言うには

「使いたければ使えばいいけど複雑になるだけ」

とのことです。

知りたければ学べばいいし、使うか使わないかも自分で判断すれば良いということですね。
(全てにおいて言えると思いますが)

それを踏まえて、それぞれについて解説します。

干合、支合、方合、三合について

※今回解説する内容は、生徒さんにも伝えていない内容が含まれます。
そのため、難しいと感じるかもしれませんが「ふーん、そんなのあるんだ」くらいに思っていただければ幸いです。

まず、干合、支合、方合、三合について。

水素と酸素がくっついて水になるのと同じように、異なる物質同士がくっついて変化し違うものが生み出される

と考えられています。

陰陽は男性と女性と表されることがありますが、「合」とは、合わさって新たな生命が生まれる、と解釈ができます。

どれも命式上で用いて読むことがありますが、鳥海流は、干合は相性と運勢でのみ支合は運勢でのみ、方合は使用せず、三合は命式、相性、運勢で使用します。

干合(かんごう)について

「干合」の意味としては、陽干から見ると「正財」陰干から見ると「正官」を表すことから「結びつきが強い」または「お金を生み出す」なんて読み方をします。

干合の組み合わせ

甲と己

乙と庚

丙と辛

丁と壬

戊と癸

支合について

「支合」は2つが結びつき調和され、「凶作用を弱める」とされます。

支合の組み合わせ

子と丑

寅と亥

卯と戌

辰と酉

巳と申

午と未

方合について

「方合」は鳥海流では使用しませんが、季節の三支が揃うことをいいます。
三支が揃うことでその五行の意味が強力になります。その場合、通常読む命式や運勢の星の意味と全く違う意味に変化するので命式のバランスが読めなければなりません。

方合の組み合わせ

東方合:寅・卯・辰

南方合:巳・午・未

西方合:申・酉・戌

北方合:亥・子・丑

三合について

「三合」は三支が揃うことで調和し幸運に恵まれると読むことがあります。
(これまたバランス次第ですが)
三支揃うことを「三合会局」と言い、三支のうち二つ揃うことを「三合半会」と言います。

また、五行を変化させて読みますが、鳥海流では天干も組み合わせて読んでいきます。

意味としては、「周りと調和して円満になる」と言われており鳥海流では天干も考慮した上で「仕事運が良い」と読みます。

三合の組み合わせ

水局:申・子・辰

金局:巳・酉・丑

木局:亥・卯・未

火局:寅・午・戌

それぞれの象意について

詳しく知りたい方は、使用されている方から聞いてください。

また、下記の本に今回の象意について書かれていますので参考にどうぞ。(この象意に関するページ数は少ないですが)

いちばんやさしい四柱推命入門
気学の知識 (運勢叢書)