今回は、「正官」が大運や流年に巡ってきた時の運勢を解説いたします。
運勢を読む時は、
・10年という大きなスパンで見る「大運」
・1年の運勢を見る「流年」(年運とも言います)
が主に使われます。
大運・流年運「正官」
2020年、正官の年になるのは日柱の十干が「乙」の人です。
画像の青丸の部分をご確認ください。
ご自身の十干がわからない場合はこちらのサイトをご利用ください。
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大運は生年月日で算出するので、自分が今、どの大運にあるかを知りたい方は鑑定師さんに鑑定してもらってください。
正官が良い運勢になる場合
「地位・勤勉・協調」などの意味になります。
悪い運勢になる場合
「不安・萎縮・正義マン」などの意味になります。
正官運の運勢
地位を確立したり、昇進など評価を得やすい時です。
仲間や組織の中での自分の役割をしっかり認識し目指す方向性、ゴールなどがあればそこに向けて真面目に取り組めそうです。
ちゃんとした評価を得られるとそれがモチベーションとなり、仲間と協力しながらもう一段階上へ飛躍できるのでは。
今まで以上に慎重に取り組み、自分だけでなくグループ、仲間、家族みんなの発展に繋がるような時です。
注意すること
常識や一般論に敏感になりやすいので個人で活動している人やリーダーとしての活動が初めての人は不安に押しつぶされそうになるかもしれません。
そのため、なかなか一歩が踏み出せないことがあるかも。
そうなってしまうと評価も地位も得られないので「自分にとっての安心材料」を求めることも忘れずに。
ある程度、枠組みがあった方が取り組みやすく感じるかもしれません。
グループに所属したり、仲間を求めることも良さそうです。
また、自分の地位を落とすまいと常識、一般論をやたら振りかざす「正義マン」にならないようにご注意を。
どんな運勢でも言えますが、相手をコントロールすることに力を注ぐのではなく自分の発展のために活用していくことをオススメします。
「常識的に…」「一般的に…」ではなく、「自分がそうしたいからそうしている」という意識で取り組む。
その姿勢が信用・信頼に繋がるでしょう。
正官運の時の健康運
少しナーバスになりやすい時でもあるので、プレッシャーなどからのストレスにはお気をつけください。
我慢をしてしまうのも、「普通は…」「この程度なら…」と自分ではなく周りの情報を優先してしまいやすい時だから。
責任感が強い時でもあるので、予め予定表には「休暇」を入れておきましょう。
以上が「正官」の流年運、大運です。