占い師としての働き方

起業したいけどちょっとやっては飽きてしまう時の解決方法

「好きを仕事にする」

ってすごくキャッチーだし、憧れるワードですよね。

今はインターネットのおかげでプラットフォームが充実し、気軽に起業できる時代になりました。アクセサリー販売、占いなどの鑑定、お悩み相談、オンラインセミナーなど…「やってみよう!」と思ったらすぐに試せます。

そんな中で、起業お悩みベスト1と言ってもいいくらい多いお悩みが「飽きちゃう問題」です。

「色々試してみては飽きてしまうんです…」

「やってみても何か違うと思って仕事にまでできていません…」

「また中途半端になったらどうしようかと思うと新しく挑戦ができなくて…」

「旦那にまた?と言われそうで…」

こういったお悩みは多いです。

四柱推命や西洋占星術、タイプ診断などを使って「才能・長所・適する環境」は分かっても具体的に「何をすればいいか」までは占術やタイプ診断ではわかりません。

「何」までわかったら、イチローと同じ生年月日の人は「野球」って決まってるってことになるし、羽生くんと同じ生年月日の人は「フィギュアスケート」で、ラッセンと同じ生年月日の人は「絵画」、ヒカキンと同じ生年月日の人は「YouTube」ってことになっちゃいます。

「何」は自分で見つけていくものなんですね。

で、安心して欲しいのですが成功者も色んなこと試してはボツになってます。

秋元康さんだってヒットしなかった曲は何百、何千とあると言っていたし、前澤友作さんだってウケなかった企画がありましたよね。それに、芸人さんだって「芸人」という枠の中で様々なキャラやネタを作っては試行錯誤している訳です。

やってみたけど「つまらなかった」「大して面白くなかった」「全然ヤル気になれない」そういうのって普通によくあることです。

けれど、やってみないとわからない。
だから、やってみたいことはやってみるのが一番です。

「やってみたい」という興味

とは言っても、焦る気持ちもあったりしますよね。

それに、お金をかけて学んだものだったりすると一貫性の法則が働いてしまうこともあると思います。

「せっかくこれだけお金をかけたのだから元を取らないと!」

みたいなことですね。

では、ここでちょっと考えてみたいのですが、

好きを仕事にする=やりたいことが仕事になる

だと思うのですが、この「やりたいこと」に「やってみたいこと」が含まれていることもあります。

「やってみたい」というのは「興味」です。

「興味」って、好きかどうかはまだわからない状態。
つまり、「やってみては飽きちゃうんです…」という状態は、好きかどうかまだわからない「興味」の段階で突っ走った可能性がある、ということです。

「あの人みたいになりたい!」

「あんな風に私も活動してみたい!」

「面白そう!」

このような状態のまま「えいや!」と前に進んでみたら「違った」ってやつですね。

私は今まで、やりたいことを仕事にしてきたのですがうまくいった時は、「興味」ではなく「好き」なのが分かっていて始めたものです。

例えば、ブライダルプランナー。

元々、私は企画するのが好きだったし、得意でした。
それに、いとこの結婚式に参加して以来、結婚式を見るのが好きだったんですね。
だから、ブライダルプランナーになりました。とっても楽しかったです。
自分の結婚式は沖縄と横浜、2回しました。やっぱり結婚式って楽しいです。

例えば、物販。

不用品をヤフオクで売るのが楽しかったし、作業も苦ではありませんでした。
それに、私はお買い得品を探すのも大好きだったんですね。
だから、物販は楽しんでできると思ってやりました。これもやっぱり楽しかったです。
今でも安いものを見ると売れるんじゃないかと思っちゃいます。

そして、占い。

占いには小さい頃から興味がありました。
実際に手相を見られるようになったり、気学を学んで知り合いを見させてもらっていたので、飽きることなくできることはわかっていました。
それに、昔から人の相談を受けていて心理学にも興味があったので仕事にできるだろうなと思っていたんです。だから、楽しく続いています。

 

どうでしょう。
このように、「興味が続くもの」って小さい頃からやっていることと紐づいていることが多いのです。

だから、「やってみたい!けど、ちゃんと続くかな…」と思った時にはそれが自分は過去好きだったり得意だったものなのか、を考えてみることをオススメします。

好きが仕事になる時

ここでもう少し深く考えてみたいのですが、好きでやり続けていたものが、仕事になる時って、「あなたにお願いしたい!」と思ってもらるような状態ってことですよね?

「好きだけど得意ではない」と、自信がつかないのでお仕事にするまで時間がかかります。
「得意だけど好きではない」と、やってて楽しくないですね。
「お願いされるけど好きではない」と、ヤル気が起きません。

やってて楽しいし、スイスイできるし、さらにお願いもされる

そんな状態は「好きなこと」「得意なこと」「お願いされること」この3つが重なった部分のところにあります。

なので、好きな事して起業したい!って時は、

・やろうと思っていることは得意なことか
・得意なことでやってみたいと思えるようなことはあるか

この2つをまず考えてみてくださいね。

もし、得意かどうかわからないものがあったら、一度ご家族やご友人にお願いしてやらせてもらうといいですよ。教えてみる、相談に乗ってみる、施術させてもらう、それで楽しかったらGO!ですね。

一つに絞ろうとすること自体が違うのかも…

場合によっては、一つに絞ろうとすること自体があなたに合っていない可能性もあります。

・新しい「興味」を見つけるのが得意

・すぐに新しいことを挑戦できる

・プロ並みじゃないけどそこそこ知識や経験を身につけることができる

このような場合は、「色々やることを仕事にする」っていうのもアリだと思います。

だって、得意なんだもの。
それに、これからやろうと思っている人にアドバイスができますよね。

様々なことにチャレンジできることは素晴らしいことなのに、なぜか「飽きっぽい」にされちゃうことってあると思うのですが、続けられることの才能もあれば、新しいことにチャレンジできる才能もあると思っています。

だから、「飽きっぽい」という言葉に惑わされない方が楽しめると思いますよ。

下記の記事でも書きましたが、「一生続けられる仕事」は探さない方がいいんだと思います。

『生涯続けられる仕事』の探し方メルマガ読者様より、  とご相談いただきました。 これから就活する人や、転職を考えている人、復職をしようとしている人、ま...

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