2020年4月12日
四柱推命は独学できる?本だけでは難しい理由と初心者の学び方

「四柱推命に興味はあるけれど、本を読んで独学すれば身につくのかな」
「命式を出してみても、この読み方で合っているのか分からない」
四柱推命を学びたい方から、このようなご相談をよくいただきます。
四柱推命は、独学でも始められます。自分や家族の性格を知りたいという目的なら、本や動画から少しずつ学ぶ方法もあります。
ただし、人の命式を読み、相手に分かる言葉で伝えられるようになることを目指すと、独学だけでは迷いやすくなります。
この記事では、私自身が最初から独学を選ばなかった理由と、受講生が実際につまずいていた点をもとに、自分に合う学び方をお伝えします。
結論:四柱推命は独学でも始められます
「四柱推命は独学では無理ですか?」と聞かれたら、私は「何を目指すかによります」と答えます。
自分の性格を知りたい。家族との違いを知りたい。まずは四柱推命に触れてみたい。その段階なら、本や動画から始めても問題ありません。
一方で、次のような状態を目指すなら、独学だけでは難しさを感じることが増えます。
- 命式全体を見て、根拠を持って読めるようになりたい
- 相手の悩みに合わせて、分かりやすい言葉で伝えたい
- 実際の鑑定の進め方を身につけたい
- 鑑定師として活動したい
四柱推命は、星の意味を一つずつ覚えれば終わるものではありません。複数の要素を組み合わせ、命式全体を見ながら読み取っていきます。
知識を覚えることと、実際に人を鑑定することの間には、思っている以上に距離があります。
四柱推命の独学でつまずきやすい3つの理由
本ごとに扱う内容が違い、知識が断片的になりやすい
四柱推命の本には、初心者向けのものもあれば、一つの考え方を深く説明した専門書もあります。
一冊ずつ読むと、その本に書かれている言葉は分かるようになります。ところが「最初に何を学び、次に何を覚えればよいのか」という全体の順番までは、見えにくいことがあります。
調べるたびに新しい言葉が出てきて、知識が点のまま増えてしまう方も少なくありません。
本を何冊も持っているのに、命式を前にするとどこから読めばよいのか分からない。これは、勉強が足りないからではなく、知識が一本の線につながっていない状態です。
自分の読み方が合っているか確認できない
独学で最も不安になりやすいのは、「私はこれで合っているのかな」という点です。
本に書かれた例題は理解できても、実際の命式は一人ひとり違います。自分の解釈が合っているのか、ほかに見るべき点があるのかを、一人で判断するのは簡単ではありません。
間違っているとは限らないのに、自信が持てない。そのため、いつまでも人を鑑定するところまで進めない方もいます。
分からないところをその場で質問できない
本は、自分のペースで何度も読める便利な教材です。ただ、分からない箇所が出てきても、本に質問することはできません。
一つの疑問が解決しないまま次へ進むと、その後の説明も分かりにくくなります。調べるうちに別の考え方が出てきて、さらに迷うこともあります。
学びを止めてしまう原因は、難しい内容そのものより、「誰にも確認できない時間」が長く続くことなのかもしれません。
私が最初から独学を選ばなかった理由
私自身は、四柱推命を学ぶとき、最初から独学で進めようとは思いませんでした。
まず、自分の理解が合っているのか不安がありました。本はテーマごとに書かれているため、必要な知識を順番に、網羅的に学べるのかも分かりませんでした。
そして、私が知りたかったのは知識だけではありません。
実際の鑑定では、どの順番で話を聞くのか。命式から読み取った内容を、どのような言葉で伝えるのか。お客様の悩みに、どう答えていくのか。
このような鑑定の方法や、先生が経験の中で身につけてきた判断は、本を読むだけでは分かりにくい部分です。
分からないときに質問できること。自分の読み方を確認してもらえること。鑑定について相談できること。
私は、安心して学び続けるために、そのような環境が必要だと思いました。
受講生も「合っているか分からない」で止まっています
受講生からも、独学していたときの悩みを聞くことがあります。
「本を読んで学んでいますが、この読み方で合っているのか分かりません」
「『わかりやすい』と書かれた本を選んだのに、内容が複雑で理解できませんでした」
こうした声は、知識を覚える力がないという話ではありません。
四柱推命は、初めて見る言葉も多く、一度読んだだけでは理解しにくい部分があります。説明を聞き、実際に命式を見て、質問をしながら確かめることで、少しずつ理解がつながっていきます。
独学で止まってしまった経験があっても、「自分には向いていない」と決める必要はありません。学び方や環境を変えるだけで、理解できることもあります。
独学が向いている人、先生から学ぶ方が向いている人
独学と講座のどちらがよいかは、目指すところによって変わります。
独学から始めてもよい人
- まずは四柱推命がどのようなものか知りたい
- 自分や家族のことを知るために学びたい
- 時間をかけて、自分のペースで楽しみたい
- 分からない部分があっても、自分で調べることが苦にならない
このような方は、最初から講座を決めなくても大丈夫です。興味のある本を一冊読み、自分がもっと知りたいと思うか確かめるのもよい方法です。
本選びで迷う方は、四柱推命の勉強におすすめの本も参考にしてください。
先生から学ぶ方が向いている人
- 必要な知識を順番に学びたい
- 分からないことを質問しながら進めたい
- 自分の命式の読み方が合っているか確認したい
- 実際の鑑定方法や伝え方まで学びたい
- 将来、四柱推命を仕事にしたい
特に、人を鑑定することを目指す場合は、知識だけでなく実践が必要です。
命式を読めても、相手に伝わる言葉が出てこないことがあります。鑑定の時間配分や、話の組み立て方で迷うこともあります。実際の鑑定を想定して練習し、質問や相談ができる環境があると、次に何を直せばよいかが分かります。
鳥海流四柱推命の学び方やサポート内容は、鑑定師養成講座の案内でご覧いただけます。
四柱推命を学び始める前に決めたいこと
どの教材や講座を選ぶか考える前に、まず「四柱推命を学んで、どうなりたいのか」を考えてみてください。
- 自分や家族について知りたい
- 身近な人を鑑定できるようになりたい
- お客様から料金をいただいて鑑定したい
- 将来は四柱推命を教えたい
目的が違えば、必要な知識やサポートも変わります。
趣味として楽しみたい方に、活動のための学びまで必要とは限りません。一方で、仕事にしたい方が知識だけを学んでも、鑑定の作り方や活動方法が分からず、そこで止まることがあります。
「独学か講座か」を先に決めるより、自分が目指す場所を先に決める。その方が、今の自分に必要な学び方を選びやすくなります。
迷ったら、今の現在地を先に確かめてください
四柱推命は、独学でも始められます。ただ、人を鑑定できるようになりたい場合は、知識を順番に学び、読み方を確認し、実践について相談できる環境がある方が進みやすいと、私は考えています。
私は日本占道協会の認定師範として、これまで2,000名以上を鑑定し、150名以上の受講生と関わってきました。その中でも、始める前から自分に合う学び方がはっきり分かっていた方は多くありません。
まずは無料の現在地診断で、「自分は何を学びたいのか」「どこまでできるようになりたいのか」を整理してみてください。
