2025年1月22日
占い師の仕組み化とは?低単価の鑑定だけに頼らない活動の作り方
「鑑定のお申し込みは入るようになりました」
「でも、この価格のまま件数を増やしていくのは大変で」
鑑定師として活動している方から、このような相談を受けることがあります。
お申し込みが入っているのだから、活動できていないわけではありません。
でも、鑑定料が低いまま件数だけを増やすと、鑑定に使う時間は増えても、思うように売上が残らないことがあります。
そこで考えたいのが、占い師としての「仕組み化」です。
仕組み化というと、一度作れば何もしなくても売れる方法を想像する方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私が考える仕組み化は、そういうものではありません。
- お客様に何をお渡しするのか
- 本鑑定のあとに何を案内するのか
- 鑑定以外に、どのようなサービスを用意するのか
- 必要な方に、どうやって案内を届けるのか
この流れを一つずつ作り、毎回ゼロから考えなくても活動できるようにすることです。
この記事では、低単価の鑑定だけに頼らず、占い師として活動を続けるための仕組み化についてお伝えします。
低単価の鑑定だけを増やすと、時間が足りなくなる
鑑定料が2,000円、5,000円、6,000円でも、命式を読む時間や、お客様へお伝えする内容が少なくなるとは限りません。
鑑定前に準備をして、当日は話を聞き、鑑定後にもメッセージを送る。
60分の予定が、毎回2時間、3時間になることもあります。
この状態で売上を増やそうとすると、鑑定件数を増やすしかなくなります。
でも、使える時間には限りがあります。
だから、集客を増やす前に、今の鑑定内容と価格が合っているかを確認する必要があります。
これまで受講を決めてくださったうちの約半数の方が、鑑定料を上げたいと考えていました。
共通していたのは、価格の根拠になる「お客様にお渡しするもの」が、まだ用意できていなかったことです。
占い師の仕組み化は、自動販売だけではありません
仕組み化は、メルマガや決済システムを導入することだけではありません。
まず必要なのは、目の前のお客様に提供しているものを、分かる形にすることです。
1.価格の根拠になる「お客様にお渡しするもの」を作る
対面やZoomで、命式を見せながらお話しするだけでは、鑑定が終わったあとに内容を忘れてしまうことがあります。
私や受講生は、お客様があとから何度も読み返せる「一生読み返せる鑑定書」をお渡ししています。
鑑定書には、性格、強み、仕事、人間関係、運勢などをただ詰め込むのではなく、誰に何を持ち帰ってほしいかを考えて、鑑定の目的に合わせて内容を選びます。
お客様に渡るものが分かると、価格の理由も伝わりやすくなります。
鑑定師にとっても、毎回手書きで一から作るのではなく、使う項目や順番が決まっていると、準備にかかる時間を減らせます。
2.本鑑定のあとに案内できるメニューを作る
その場で喜んでもらえても、次のメニューを案内していなければ、お客様は次に何を申し込めばよいのか分かりません。
たとえば、
- 一年の流れを詳しく見る年運鑑定
- 転職や独立を考えたときの仕事鑑定
- 家族やパートナーとの相性鑑定
- 前回の鑑定後の変化を確認するフォロー鑑定
などです。
強く勧める必要はありません。
「このようなときには、この鑑定があります」と伝えておくことで、必要になったときに思い出してもらえます。
3.鑑定で聞かれることを、講座にする
鑑定を続けていると、お客様や知人から「私も四柱推命を学んでみたい」と言われることがあります。
そのとき、講座の内容、受講の流れ、申し込み先が決まっていなければ、せっかく興味を持ってもらえても案内できません。
講師として活動したい方は、
- 誰に教える講座なのか
- 何を学べるのか
- 修了後に何ができるのか
- どのように申し込むのか
を、説明できるページや資料にしておきます。
鑑定のお客様との会話から、講座につながることもあります。
4.同じ説明を、毎回一からしなくてよい形にする
鑑定内容や講座について問い合わせがあるたびに、同じ説明を個別に送っていると時間がかかります。
ホームページ、講座案内ページ、よくある質問、メールなどに、必要な内容をまとめておきます。
お客様は、自分のタイミングで内容を確認できます。
鑑定師も、毎回文章を考え直すのではなく、ページを案内したうえで、相手に必要な部分だけを伝えられます。
5.一度出会った方と、連絡を取れる場所を作る
ブログやSNSの記事を読んでも、その場ですぐに申し込む方ばかりではありません。
今は必要がなくても、数か月後に相談したいと思う方もいます。
メルマガや公式LINEなど、希望した方にこちらから案内を届けられる場所を作っておくと、新しい記事、鑑定、講座の情報を伝えられます。
ただ登録者を増やすのではなく、何を受け取れるのかを分かりやすく伝えることが大切です。
何から始めればよいか
全部を一度に作る必要はありません。
まずは、今いちばん困っているところから始めます。
鑑定料を上げたい方
今の鑑定で、お客様に何をお渡ししているかを確認します。
口頭だけで終わっている場合は、鑑定後にも読み返せるものを用意できないか考えてみてください。
喜ばれるのにリピートされない方
本鑑定のあとに、どのようなときに受けるメニューがあるのかを伝えているか確認します。
次のサービスがない場合は、お客様からよく聞かれる相談を一つ選び、新しいメニューにします。
鑑定に時間がかかりすぎる方
鑑定前に確認すること、当日に伝える順番、鑑定書に入れる項目を決めます。
毎回すべてを伝えようとせず、その鑑定の目的に必要な内容を選びます。
「学びたい」と言われても案内できない方
講座の内容と、申し込みまでの流れを一枚のページやチラシにします。
聞かれてから作るのではなく、紹介したい方が現れたときに渡せるものを用意しておきます。
仕組み化で変わるのは、売上だけではありません
価格、お客様にお渡しするもの、次のメニュー、講座の案内が決まると、鑑定のたびに迷うことが減ります。
以前は、鑑定のお申し込みが年間10名前後だった受講生さんが、半年で95名のお申し込みが入った事例もあります。
また、1時間3万円の鑑定を作り、2か月で売上30万円になった方や、講師になって1か月で3名の受講生を迎えた方もいます。
同じ方法を使えば、誰でも同じ結果になるという意味ではありません。
大切なのは、鑑定件数だけを増やすのではなく、今の自分がどこで止まっているのかを見つけ、必要なものから作ることです。
まとめ
占い師の仕組み化は、何もしなくても売れる状態を作ることではありません。
お客様にお渡しするもの、次のメニュー、講座、案内するページ、連絡を取れる場所を用意し、必要な方が次へ進める流れを作ることです。
「価格を上げたい」
「喜ばれているのに、次につながらない」
「講座に興味を持ってもらえても、案内するものがない」
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