2025年1月31日
鑑定で喜ばれるのにリピートされない理由|次の予約につながるメニューの作り方
「その場では、とても喜んでもらえるんです。でも、次につながらなくて」
「鑑定後に感想もいただけるのに、リピートしてもらえません」
鑑定師として活動している方から、このような相談を受けることがあります。
お客様の反応がよいほど、「鑑定内容に何か足りなかったのかな」「もっと深く読めるようにならないといけないのかな」と考えてしまうかもしれません。
けれど、満足してもらえたことと、次の申し込みが入ることは別です。
リピートにつながらない理由は、鑑定の満足度ではなく、鑑定後に案内できるものが用意されていないことかもしれません。
この記事では、喜ばれた鑑定を一度で終わらせず、お客様が必要なときに次の相談を選べるようにするメニューの作り方をご紹介します。
喜ばれたのに、次につながらないのはなぜ?
一度の鑑定で、お客様が知りたいことにしっかり答えられた。それは、とてもよい鑑定です。
ただ、お客様は鑑定を受けたあとに、次のようなことまでは分かりません。
- 次は、どのタイミングで相談すればよいのか
- 新しい悩みが出たときも依頼してよいのか
- 家族やパートナーとの関係も見てもらえるのか
- 運勢が変わる時期に、もう一度相談できるのか
- 継続して相談できるメニューがあるのか
鑑定師側が何も伝えなければ、お客様は「今回で終わりのサービスだった」と受け取ります。
つまり、リピートがないことだけで「満足してもらえなかった」と判断する必要はありません。次に選べるものが見えていなかっただけ、という場合があります。
リピートメニューがないと、毎回新しいお客様を探すことになる
単発鑑定だけで活動していると、売上を作るたびに新しいお客様との出会いが必要になります。
もちろん、新しい方に知ってもらう活動も大切です。ただ、すでに一度鑑定を受け、鑑定師の人柄や伝え方を知っているお客様は、必要なメニューがあれば次も相談しやすい方です。
それでも次の案内がなければ、お客様は申し込めません。
集客を増やすことだけを考える前に、今のお客様に次は何を提供できるのかを考えてみることも必要です。
次の予約につながるメニューの作り方
1.最初の鑑定で扱ったことと、残ったことを分ける
鑑定が終わったあと、今回お伝えしたことと、時間内では扱わなかったことを振り返ります。
たとえば、最初の鑑定で本人の性格や強み、仕事についてお伝えしたのであれば、次は運勢の時期、家族との関係、具体的な働き方などが候補になります。
何でも次回へ残すのではありません。お客様が今後知りたくなる可能性があり、自分が責任を持って提供できる内容を考えます。
2.「いつ受けるメニューか」を決める
メニュー名だけではなく、どんなときに受けるものかを伝えます。
たとえば、次のような形です。
- 転職や独立を考え始めたときの仕事鑑定
- 一年の流れを確認する年運鑑定
- 家族やパートナーとの関係を見直したいときの相性鑑定
- 前回の鑑定後の変化を確認するフォロー鑑定
- 大きな決断をする前の相談鑑定
お客様が「今の自分に必要かもしれない」と判断できる言葉にすると、案内が伝わりやすくなります。
3.単発鑑定と継続メニューの役割を分ける
単発鑑定は、一つの悩みやテーマを確認するのに向いています。
一方、仕事の変化や人間関係、行動の振り返りなどは、一度話しただけでは終わらないことがあります。その場合は、一定期間のフォローや複数回の相談という形も考えられます。
ただし、無理に継続を勧める必要はありません。
「一度で答えを受け取りたい方」と「変化を見ながら相談したい方」が、それぞれ選べるようにしておくことが大切です。
4.鑑定書を、次回の相談につながる記録にする
私や受講生は、お客様があとから何度も読み返せる鑑定書をお渡ししています。
鑑定書があると、お客様は鑑定で聞いたことを思い出しやすくなります。時間がたって状況が変わったときにも、「前回ここを教えてもらったので、今度はこのことを相談したい」と次の質問が生まれます。
鑑定師にとっても、以前何をお伝えしたかを確認できるため、同じ説明を繰り返すのではなく、その先の相談へ進みやすくなります。
5.鑑定の最後に、必要な方だけへ短く伝える
次のメニューは、強く売り込むものではありません。
鑑定の最後に、たとえば次のように伝えます。
「今回は仕事を中心に見ましたが、これから動く時期を詳しく知りたくなったときは、年運鑑定もあります」
「状況が変わって、もう一度確認したくなったときは、フォロー鑑定をご利用いただけます」
お客様が必要になったときに思い出せるよう、選択肢を伝えておく。それだけでも、次の予約へのつながり方は変わります。
リピートを増やすために、してはいけないこと
不安をあおって次回予約を取る
「このままだと悪いことが起こる」「続けて見ないと危険」と不安をあおる案内は必要ありません。
お客様が自分で判断できる情報を伝え、必要なときに選んでもらうことが前提です。
毎回同じ内容を繰り返す
前回と同じ星の説明をもう一度するだけでは、次の鑑定の価値が分かりません。
前回から何が変わったのか、今回は何を確認するのかを決めてから提供します。
メニューを増やしすぎる
次につなげたいからと、たくさんのメニューを一度に作る必要はありません。
まずは、今の本鑑定のあとに自然につながるものを一つ作ります。お客様から実際に聞かれる質問をもとにすると、必要とされる内容が分かりやすくなります。
「また何かあったら連絡してください」では伝わらない
鑑定の最後に「また何かあったら」と伝える方は多いと思います。
けれど、お客様にとっては、何が「相談してよいこと」なのか分からない場合があります。
「転職する時期を決めたいとき」
「家族との関係を詳しく見たいとき」
「一年の運勢が切り替わる前」
このように、相談できる場面を具体的に伝える方が、必要になったときに思い出してもらえます。
リピートがないときに、先に確認したい3つのこと
新しい集客方法を増やす前に、次の3つを確認してみてください。
1. 今の鑑定が終わったあと、お客様が選べるメニューはあるか 2. そのメニューを、どんなときに利用するものか説明できるか 3. 鑑定の最後や鑑定書の中で、案内を伝えているか
一つでも決まっていなければ、そこが次の予約につながらない理由かもしれません。
知識を増やす前に、次に案内するものを決める
リピートされないと、「もっと読めるようにならないと」「さらに資格を取らないと」と考えてしまう方もいます。
もちろん、鑑定力を高めることは大切です。
けれど、その場で喜んでもらえ、感想もいただけているなら、必要なのは新しい知識ではなく、次に案内するメニューを作ることかもしれません。
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