2023年6月21日
鑑定で何を伝えればいいか分からないときは?相談内容から命式を見る順番

「命式は読めるのですが、お客様の相談に対して何を伝えればよいか迷います」
「鑑定書のどこを見ればよいのか分からず、毎回時間がかかってしまいます」
鑑定師として活動している方から、このような相談を受けることがあります。
四柱推命の講座では、十干、通変星、十二運星、運勢、相性など、たくさんのことを学びます。
でも、実際のお客様は「偏財の意味を教えてください」と相談に来るわけではありません。
「転職するか迷っています」
「子どもに、どう声をかけたらよいですか」
「夫との関係を、これからどうしたらよいでしょうか」
このような相談に答えるには、星の意味を順番に説明するのではなく、まず相談内容を聞き、命式のどこを見るかを絞る必要があります。
この記事では、鑑定で何を伝えればよいか迷ったときの考え方を、4つの順番に分けてご紹介します。
まず「何を知りたいのか」を具体的に聞く
「仕事について知りたいです」
そう言われても、知りたいことは人によって違います。
- 今の仕事を続けるか迷っている
- 転職する時期を知りたい
- 自分に合う働き方を知りたい
- 職場の人間関係に困っている
- 副業を始めたい
ここを確認しないまま命式を見始めると、仕事に関係しそうな星を全部説明することになります。
でも、お客様が知りたかったことと違えば、たくさん伝えても答えにはなりません。
まずは、
「仕事の中でも、今一番知りたいことは何ですか」
と聞いてみてください。
今、誰が何に困っているのかを確認する
相談の言葉だけでは、困っていることが見えない場合もあります。
たとえば、
「夫が私の話を聞いてくれません」
という相談があったとします。
もう少し聞いてみると、夫婦で話す時間がほとんどなく、相談者も、忙しそうな相手へ遠慮して要望を伝えられていないことがあります。
この場合、お相手の性格や夫婦の相性を説明するだけでは、相談への答えになりません。
どのような場面で話を聞いてもらえないと感じるのか。相談者は何を分かってほしいのか。これまで、どのような伝え方をしたのか。そこまで聞くと、見る場所とお伝えする言葉が変わります。
「誰が困っているのか」
「どの場面で起きているのか」
「これまで、どのようなことを試したのか」
ここまで聞いてから、命式を見るようにします。
相談に関係する場所から見る
相談内容が分かったら、命式のすべてを説明する必要はありません。
たとえば、仕事の相談なら、本人の考え方や行動の傾向、仕事で活かしやすい力、現在の運勢など、今回の相談に関係する場所から見ます。
恋愛や夫婦関係なら、相性だけで結論を出さず、それぞれがどのような場面で言葉や行動の違いを感じやすいのかを確認します。
ここで大切なのは、星に相談者を当てはめないことです。
命式から見える傾向が、実際の本人にどのように表れているのかを聞きながら確認します。
星の説明を「明日できること」へ変える
鑑定では、星の意味を正しく説明するだけでなく、お客様が日常で使える言葉に変えることが大切です。
たとえば、
「言葉がキツくなりやすい星があります」
だけで終わるのではなく、
「もし、言ったあとに相手の反応が気になることがあるなら、相手の短所ではなく、良いところを見つけるようにするのもおすすめです」
とお伝えすると、日常の中で試しやすくなります。
「お相手は頑固の星を持っています」ではなく、
「こちら側の要望だけを伝えるより、理由も一緒に伝えると理解してもらいやすくなるかもしれません」
というように、実際の場面へ言い換えます。
鑑定の最後に、お客様が何を一つ試せるのか。
そこまで考えると、星の説明だけで終わらない鑑定になります。
伝えることを増やすより、今回の答えを明確にする
鑑定に慣れていないと、
「ほかにも伝えられることがあるかもしれない」
「せっかく来てくれたから、全部説明した方がよいのでは」
と思うことがありますよね。
でも、情報が多いほど、お客様が大切なことを覚えられなくなる場合もあります。
鑑定の前に、次の4つをメモしてみてください。
鑑定の前にメモする4つのこと
- お客様が一番知りたいこと
- 今、誰が何に困っているのか
- 命式や運勢のどこを見るのか
- 最後に持ち帰ってほしい一言
この順番があると、命式のすべてを説明しなくても、今回の相談に必要な鑑定を組み立てやすくなります。
鑑定で言葉に迷う方へ
命式を読めても、相談に対してどこを見て、どのような言葉で伝えるかは、実際の相談を考えながら身につけていく部分です。
知識がないわけではないんですよね。
相談内容を聞く順番と、見る場所を絞る考え方が決まっていないだけかもしれません。
まずは次の鑑定で、命式を見る前に「今日、一番知りたいことは何ですか」と聞いてみてください。
「私の場合は、どこから見直せばよいのだろう」と思った方は、無料の現在地診断もご利用ください。
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