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おおはら はるみTORIUMI SHICHUSUIMEI

2023年6月18日

命式は読めるのに、鑑定で言葉が出てこない理由|伝わる言葉に変える5つの方法

命式は読めるのに、鑑定で言葉が出てこない理由|伝わる言葉に変える5つの方法

「命式は読めるんです。でも、鑑定になると言葉が出てこない」

「浅いところしか読めていない気がする」

「こんなことを言っていいのかなと思って、言い切れない」

鳥海流四柱推命を学び、実際に鑑定を始めた方から、こうした相談を受けることがあります。

命式の読み方を知らないわけではありません。通変星や十二運星の意味も分かっている。それでも、お客様を前にすると、どの星から何を伝えればよいのか迷ってしまうのです。

これは、知識不足だけが原因ではありません。星の意味を「その方に届く言葉」へ変える手順を、まだ持っていないことが大きな理由です。

この記事では、命式から読み取ったことを鑑定の言葉に変える5つの方法をご紹介します。

星の意味を覚えても、鑑定の言葉にはならない

たとえば、ある通変星に「行動力」「自立心」「決断力」というキーワードがあったとします。

その言葉をそのまま並べるだけでは、お客様は「自分の生活のどこに表れているのか」「今の悩みとどう関係するのか」まで理解できません。

鑑定で必要なのは、星の説明をすることではなく、その方の相談内容や状況に合わせて、命式から読み取れることを具体的に伝えることです。

同じ星を持っていても、仕事について相談している方と、家族関係について相談している方では、取り上げる部分も言葉の選び方も変わります。

鑑定で言葉が出てこなくなる5つの理由

1.命式にあるものを全部伝えようとしている

命式には、たくさんの情報があります。

学んだことを漏らさず伝えようとすると、どこから話せばよいか分からなくなります。説明が長くなり、60分の予定が2時間、3時間になることもあります。

鑑定は、命式の情報を全部読み上げる時間ではありません。まず、お客様が今いちばん知りたいことを決め、その質問に必要な情報を選びます。

2.相談の目的が曖昧なまま命式を見ている

「私のことを見てください」だけでは、扱える範囲が広すぎます。

仕事の方向性を知りたいのか、人間関係について知りたいのか、これから動く時期を知りたいのか。鑑定前に目的を確認すると、見る場所と伝える順番が決まりやすくなります。

3.星のキーワードを、そのまま使っている

専門用語や短いキーワードだけでは、お客様に伝わりにくいことがあります。

「自立心があります」で終わらせず、「人に決めてもらうより、自分で納得して選べたときに力を発揮しやすい方です」のように、行動や場面が浮かぶ言葉に変えます。

4.話す順番が決まっていない

その場で思いついた順に話すと、同じ内容を繰り返したり、大切な話が最後になったりします。

「命式から見える特徴」「今の状況とのつながり」「活かし方」「気をつけたいこと」の順に組み立てるだけでも、話しやすくなります。

5.鑑定後に残るものがない

口頭だけの鑑定では、お客様はすべてを覚えておくことができません。鑑定師も、以前どこまで伝えたのか確認しにくくなります。

鑑定書として文章を残すと、お客様はあとから何度も読み返せます。鑑定師にとっても、伝え方を振り返り、次の鑑定へ活かす材料になります。

命式を「伝わる言葉」に変える5つの方法

1.最初に「何を持ち帰ってほしいか」を決める

鑑定を始める前に、今回の時間でお客様に何を持ち帰ってほしいのかを決めます。

「自分の強みを仕事でどう使うか分かる」「家族との違いを理解する」「これから動く時期を確認する」など、鑑定後の状態を一つ決めると、必要な情報を選びやすくなります。

2.相談内容に必要な命式・運勢だけを選ぶ

すべての星を同じ深さで説明する必要はありません。

相談内容に関係する部分を中心に読み、補足として必要な星や運勢を加えます。伝えない情報があることは、読みが浅いという意味ではありません。必要なものを選べることも、鑑定の力です。

3.キーワードを、生活の場面に置き換える

星の意味を、お客様が経験している場面へ置き換えます。

  • どんなときに力を発揮しやすいのか
  • どんな環境で負担を感じやすいのか
  • 人との関わり方にどう表れやすいのか
  • 今の悩みに、どのように活かせるのか

ここまで具体的にすると、「それ、よくあります」と自分のこととして受け取ってもらいやすくなります。

4.伝える型を決める

毎回ゼロから言葉を考えるのではなく、伝える順番を決めておきます。

1. 命式から見える特徴 2. 今の状況とのつながり 3. 活かし方や選択肢 4. 気をつけたいこと

この型に沿って整理すると、言葉が途切れにくくなり、必要以上に話しすぎることも減らせます。

5.文章にして、鑑定後に振り返る

鑑定書を作るときは、専門用語の説明を並べるのではなく、お客様があとから読んでも理解できる文章にします。

鑑定後には、「分かりやすかった部分」「言葉に詰まった部分」「次回は補足したい部分」を確認します。この振り返りを重ねることで、自分の鑑定の言葉が増えていきます。

以前の鑑定用テキストを、鑑定書テンプレートへさらにアップデートしました

以前の講座では、鑑定で伝える内容をまとめた「鑑定用テキスト」をご用意していました。

現在は、内容と使いやすさをさらにアップデートし、私が作成した800枚以上のCanva鑑定書テンプレートとして講座でお渡ししています。

800枚すべてを一人の鑑定書に入れるのではありません。相談内容やお客様に合わせて必要なページを選び、順番や文章を調整して使います。

推命naviでは、命式、100歳までの大運、120歳までの一年ごとの運勢を自動算出できます。推命naviで算出した情報とCanva鑑定書テンプレートを組み合わせることで、1名あたり70ページ前後の「一生読み返せる鑑定書」を作ることができます。

命式を出す部分、内容を選ぶ部分、伝わる文章にする部分を分けることで、毎回すべてをゼロから作る必要がなくなります。

ただし、テンプレートに当てはめれば誰にでも同じ鑑定書が完成するわけではありません。どの情報を選び、相談内容に合わせてどのように伝えるかは、鑑定師が判断します。

AIは「読む代わり」ではなく、言葉を整理するために使う

AIに命式の判断を任せるのではなく、鑑定師が読み取った内容を、分かりやすい順番に並べたり、表現を調整したりするときに使います。

たとえば、専門用語を初めての方にも伝わる言葉へ変える、長い文章を読みやすく分ける、同じ表現が続いていないか確認するといった使い方です。

何を伝えるかを決めるのは鑑定師です。そのうえで、鑑定書テンプレートやAIを使うと、言葉をまとめる時間を短くしながら、お客様に読みやすい形で残せます。

知識を増やす前に、今どこで止まっているかを確認する

言葉が出てこないと、「もっと勉強しなければ」と考えやすくなります。

けれど、必要なのは新しい知識ではなく、相談の目的を決めることかもしれません。伝える順番、文章の型、鑑定書など、今ある知識を使うための方法が必要な場合もあります。

無料の現在地診断では、鑑定書・伝える言葉・価格・次のメニュー・活動場所のどこで止まっているかを確認できます。

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