2025年6月30日
講座が売れないのは集客不足だけ?受講したい人を明確にする5つの質問
「講師になったけれど、講座を案内しても申し込みにつながらない」
「もっとSNSを頑張らないと、受講生は来ないのでしょうか」
鳥海流四柱推命の講師として活動を始めた方から、このような相談を受けることがあります。
講座が売れないと、投稿数やフォロワー数が足りないと思いやすいですよね。
でも、集客を増やす前に確認したいことがあります。
それは、**その講座を、お金・時間・労力を使ってでも受けたい方が、どのような方なのか**が見えているかどうかです。
「応援したい人」と「有料講座を届ける人」は同じとは限りません
四柱推命を教えていると、さまざまな方を応援したくなります。
自分に自信を持てない方。これから進路を考える学生。経済的な事情があり、学びたくてもすぐには受講できない方。
力になりたいと思うことは、とても自然なことだと思います。
ただ、応援したい方を全員、有料講座の対象にしようとすると、提供する側が続けにくくなることがあります。
価格を下げる。予定外のサポートを増やす。受講を迷っている方へ、何度も説明する。
その結果、講座を開催するほど時間がなくなり、講師自身が疲れてしまうこともあります。
無料でできることと、有料講座で責任を持って提供することは、分けて考えて大丈夫です。
無料の発信やイベントで応援することもできます。
有料講座では、「今、学ぶために時間とお金を使いたい」と思っている方へ、必要な内容とサポートをしっかり届ける。
どちらか一方を選ぶのではなく、役割を分けるということです。
講座を受けたい人を明確にする5つの質問
「40代女性」「子育て中」のような属性を決めるだけでは、講座を受けたい理由までは見えてきません。
次の5つを、実際に相談された言葉や、これまでの受講生を思い出しながら書き出してみてください。
1.その方は、何ができるようになりたいのか
「四柱推命を学びたい」だけで終わらせず、その先まで考えます。
- 自分や家族の命式を読めるようになりたい
- 身近な人を鑑定できるようになりたい
- 有料で鑑定を始めたい
- 鑑定師を養成する講師になりたい
目指す場所が違えば、必要な講座内容もサポートも変わります。
2.今、何につまずいているのか
受講を考える方は、知識が全くない方だけではありません。
本を読んでも理解が合っているか分からない。命式は読めるけれど、人へ伝える言葉が出てこない。資格は取ったけれど、活動を始められない。
今のつまずきが分かると、講座で何を解決できるのかを具体的に伝えられます。
3.なぜ、今学びたいのか
「いつか学びたい」と「今、受講したい」は違います。
子どもの成長に合わせて働き方を変えたい。すでに鑑定の依頼があり、もっと詳しく読めるようになりたい。講師活動を始める時期を決めている。
今動きたい理由がある方は、講座で学んだことを実践にもつなげやすいです。
4.受講後に、どのような行動ができるのか
講座を受ければ、自動的にお客様が集まるわけではありません。
身近な方へ声をかける。イベントへ出る。SNSで発信する。鑑定を経験し、分からないことを質問する。
講座で得られるものだけでなく、受講後にご本人が行うことも伝えておくと、「思っていた内容と違った」というずれを減らせます。
5.その方は、どこで講座を知るのか
受講生との出会いは、SNSだけではありません。
鑑定を受けてくださった方から「私も学びたい」と言われることもあります。知人から紹介されることも、イベントやお話し会で興味を持っていただくこともあります。
届けたい方が、普段どこにいるのかを考えると、投稿数を増やす以外の案内方法も見えてきます。
「誰でも受けられます」では、選ぶ理由が分かりません
対象を狭くすると、申し込みが減りそうで不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、「初心者から経験者まで、どなたでも受けられます」とだけ書かれていると、読んだ方は自分に合う講座なのか判断できません。
例えば、
「四柱推命を初めて学び、自分や家族の命式を読めるようになりたい方へ」
「基礎知識はあるけれど、鑑定でどこから伝えたらよいか迷う方へ」
「鳥海流四柱推命の講師になり、最初の受講生へ講座を案内したい方へ」
このように書かれている方が、自分のための講座だと分かります。
対象を決めることは、来てほしくない人を切り捨てることではありません。
今の講座で、誰にどこまで責任を持って届けるのかを明確にすることです。
価格を伝える前に、受講後の変化を伝える
講座の案内で、動画本数や受講期間、テキストのページ数だけを説明していないでしょうか。
内容の説明も必要ですが、受講を考えている方が知りたいのは、「受講後、自分は何ができるようになるのか」です。
命式を出せるようになる。星の意味を覚えられる。という知識だけでなく、
- 家族との違いを理解し、言葉を選べるようになる
- 身近な方の相談を聞き、命式から必要なことを伝えられるようになる
- 鑑定メニューを作り、有料鑑定へ進めるようになる
など、その方が望む未来につながる形で伝えます。
高く見せるためではなく、講座で受け取れるものを誤解なく判断していただくためです。
集客を増やすのは、届ける相手が見えてから
誰へ、何を、どこまで届ける講座なのか。
ここが決まると、発信する内容も、講座説明で話すことも変わります。
集客方法を増やすのは、そのあとでも遅くありません。
講座が売れないときは、すぐに価格を下げたり、SNSの投稿を増やしたりする前に、今回の5つの質問を確認してみてください。
「自分の講座は、誰のどの悩みに応えるものなのか」
そこが言葉になると、必要な方へ案内しやすくなります。
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